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米国市民との結婚:グリーンカードのプロセス
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条件付き永住権と10年のグリーンカードの申請プロセス
第3回 : 
離婚による家族ベースのグリーンカードの自己請願
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ドメスティック•バイオレンスの被害者! VAWAプロセスによる家族ベースのグリーンカードの自己請願
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Immigration 101 先生教えて!移民法教室

移民法専門の弁護士ミチコ・ノーウイッキがハワイで暮らすお手伝い!!移民法についての気になるトピックスや最新情報をお届けします。

2014年11月 6日更新

第22回 : CPTとOPT(アメリカの学生のための労働許可)の違いとは?

学生ビザ(F1ビザ)でアメリカに滞在している学生は、Practical Trainingを利用して、専攻分野に関係ある仕事に就き合法的に働くことができます。有効なF1ビザを持っている学生は、在学中にCPTを使って労働することが可能です。また、学校を卒業した後には、OPTを使い労働することができます。CPTとOPTは、どちらも労働を許可するものですが、大きな違いがあります。それぞれに関して以下で説明します。

CPT (Curriculum Practical Training)

F1ビザを持つ学生がインターンもしくはCo-Opとして働くためには、CPTを取得します。これは学生が在学中にインターンシップなどをするための労働許可です。学生が専攻しているプログラムの一環としてのインターンシップですので、通常、それが単位となるようなプログラムを受講している必要があります。CPTは学校が発行しますが、移民局への申請は必要ありません。

CPTを申請するには、まずフルタイムの学生として2セメスター以上(1 Full Academic Year)を終了すること、もしくは一定の単位を取得することが条件です。CPTを使用しての労働は、学期中は週20時間までに限られます。秋休みや夏休みなど学校が休みの時期は、フルタイムで働くことができます。

CPTが許可される期間は、大学によってルールが異なりますが、基本的には1学期(1セメスター)から364日までとなります。ここで注意していただきたい点は、CPTをフルタイムの労働で365日使ってしまうと、後にOPTを取得することができなくなるということです。ですので、卒業後にOPTの申請をしたい方は、CPTを365日使いきらないよう注意しましょう。

OPT(Optional Practical Training)

OPTは、アメリカの学校に在学中、もしくは卒業した後で与えられる1年間の労働許可です。これは学校と移民局の両方からの許可が必要となります。OPTにはPre-Completion OPTとPost-Completion OPTの2種類があります。在学中に申請する場合は、Pre-Completion OPTで、卒業後に使うOPTは、Post-Completion OPTです。在学中にPre-Completion OPTを使って労働する場合は、学期中は週20時間までの労働に限られますが、学校が休みの時はフルタイムで働くことができます。

学校を卒業してから申請する労働許可はPost-Completion OPTです。OPT申請のプロセスは時間がかかるため、早めに申請手続きをすることをお勧めします。卒業した後でも、OPTが許可されていなければ、仕事を開始することはできません。OPTがない状態で働くと違法労働となり、法的ステータスを失うことにもなります。

OPTの申請は卒業の3ヶ月前から行うことができます。ただし、卒業後60日までに申請を行わなくてはいけません。卒業後にタイミング良くOPTを使い仕事ができるよう、前もって計画しましょう。OPTが許可されてからは、OPTの開始日を変更することはできませんので、よく計画してください。

また学校を卒業した後は、OPTの申請をしていてもOPTが発行されるまでは、アメリカを出国すると再入国できません。卒業する前でしたら、卒業まで十分な時間がある場合、再入国できます。出国する前には必ず学校のISSO(International Students and Scholars Office)に相談してください。

また卒業後、90日以内に仕事を見つけなければ、アメリカに滞在するステータスを失うことになりますので、気をつけましょう。同様に、Post-Completion OPTの期間中の、失業している合計日数は90日までに限られます。

新しいOPTのルールとして、STEM(Science, Technology, Engineering, or Mathematics)の種類に該当する申請者はOPTを17ヶ月延長し、合計で29ヶ月労働することも可能となりました。これは技術系の学位を取得している方に適用されるものです。一定の技術系の専攻にて、学士号、修士号、または博士号を取得後、OPT期間を終えたのちに、17ヶ月の延長申請が可能です。STEMの延長手続きを利用できる技術系の専攻は、以下のウェブサイトで確認できます。
STEM-Designated Degree Program List (2012 Revised)

OPTが終了した後は、60日以内に帰国しなければなりません。この60日間の間は働くことはできませんし、一度出国した場合は、再入国はできません。もし雇用H1Bビザの申請を行う場合は、OPTの期間中に申請します。

CPTとOPTのどちらも、職種の選択にあたっては、専攻している内容に関係する領域の職に限られます。卒業前にCPTの期間をすべて使いきってしまった場合は、卒業前にPre-Completion OPTを取得することになるでしょう。ただし、Pre-Completion OPTを使用する場合は、就労時間がフルタイムで1年間までに限られます。週20時間の就労をする場合は2年間までとして換算されます。また、Pre-Completion OPTを使って労働した時間は、卒業後にPost-Completion OPTを申請した際に、就労期間の1年間からPre-Completion OPTで使用した分を差し引かれます。つまりPre-Completion OPTとPost-Completion OPTは、合計して1年間のみ使用できるということです。ご注意ください。

卒業後にOPTを申請する予定でいる方は、在学中にCPTを使用することで、就労期間を最大限に利用することができます。ただし上記に述べたように、CPTを使い1年間フルタイムで就労すると、後にOPTの申請はできなくなりますので、注意してください。

お断り : このコラムは質問形式になっていますが、クライアントからの質問を一般的に書き換えたものです。 読者のお役に立てればと思いますが、あくまでも一般的なケースであって法的なアドバイスが必要な方は専門家にご相談ください。

2014年11月 6日更新

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Lead AttorneyMichiko Grace Nowicki(アイナ法律事務所)

アイナ法律事務所 ('Aina Law Office) のミチコ・グレース・ノーウィッキはハワイ州の弁護士。現在ハワイ州で数少ない日英バイリンガル弁護士として移民法を専門として事務所を構え活躍中。

アラバマ州の高校卒業後ハワイに移り、その後仕事の為15年間日本に在住。1997年再びハワイに戻り、現在移民法専門の弁護士として企業から個人のあらゆるケースに対応、そして家庭内暴力の被害者の弁護人としても強い地位を固めつつ日々奮闘中。

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