知って得するハワイ不動産の基礎知識! - 投資物件から商業不動産まで -

このコラムでは、ハワイでの不動産購入に役立つ情報を提供いたします。住居用や投資物件はもちろん、起業に際し拠点づくりをサポート。不動産の選定から、確保、開業までをプロの視点と言葉でアドバイスします。

2017年 3月 15日更新

第14回 : “日本人のための”ハワイ不動産の魅力1 ~広がる選択肢。中古物件から新築高層コンドまで~

アロハ~!スターツハワイの池田多聞です。

さて、今回はハワイ不動産の魅力についてです。世界屈指のリゾートとして知られるハワイは、2016年も観光業が堅調でした。気候や治安の良さはもちろん、文化や食事の面でも日本人には親しみやすい場所で、日本では旅行会社がハワイ専門店を開いたり、専門チャンネルが放送されるなど、その存在感が大きくなっている印象があります。それに合わせて、航空会社も便数を増やしたり、ワイキキ内の客室数が増えたり、大型商業店舗の大規模改修など、さまざまな面でサービスの向上が図られていますね。

中古物件でも節税などメリットがいっぱい

リゾート色の強いハワイですが、不動産業界も確実に成長しています。オアフ島ワイキキ周辺の部屋の稼働率は高く、ホテルにしても長期賃貸にしても、空室になるリスクも少ないのが現状です。日本のバブル崩壊やリーマンショックなどの、外からの要因が不動産の価格に与える影響が一時的なこともあり、非常に安定した価格で推移しています。買手の8割以上は米国内からの取引ですが、2014年には、米国の不動産購入の第一住居購入は60%で、21%が別荘、19%が投資と、自宅以外の購入は約4割に達しています。特に別荘購入層の増加が目立ち、家族とのゆとり時間を重視するベビーブーマー層の価値観に注目です。この傾向は、ハワイのリゾート不動産市場にとって大変有利で、特に海辺の物件は有利になります。

人口は減る一方で、不動産の中古価値下がる日本市場とは異なり、人口が増えて中古価値が下がることのない米国不動産では、良い部屋にはもっとお金を費やして価値を高めていくという考え方が土壌としてあります。実際に取引される不動産の9割近くが中古ですし、アメリカ国内では築50年を超える住宅も多くあり、そんな中で、ハワイのコンドミニアムはまだ比較的新しい方なのです。例としては、築50年のイリカイホテルコンド内で全面改装され、開発業者による最終セールが行われた2016年3月の競売では、売出し戸数の3倍を超える申し込みがあり、値段も高値になりました。

日本在住の方には、さらに節税効果の高さも魅力で、コンドミニアムの建物比率が7~9割と、減価償却費を多く計上できるというメリットがあり、日本所得税対策に活かされます。特に、今後コンクリート造なら47年超えのコンドミニアム、木造なら22年超えのタウンハウスで良物件が出始め、加速度減価償却対象となるので、より大きく見なし経費を出すことができ、高くなる日本の所得税を抑えるのには有効です。このように古さが武器になり、 日本で税務上有利な良物件が増えてくるのも楽しみです。米国は構造に関係なく、購入日、購入額から一律起算されるのに対し、日本は築年数で減価償却額が変わる点がポイントと言えるでしょう。

新築高層コンド建設で注目されるカカアコ地区

また、不動産を購入される方の中には、ハワイに移住したいとお考えの方も多く、まずはコンドミニアム賃貸で運用し、後に自宅として住む方も増えていますから、収益性と実用性を兼ね備えた将来への投資として活用できます。

中古不動産が主流のハワイでしたが、ここ数年は新築物件の存在も見過ごせません。現在ホノルルでは、高層コンドミニアムの建設計画が加速しています。特にカカアコを中心としたハワード・ヒューズ社によるワードビレッジという計画は、合計22棟の新規コンドミニアムが予定されており、2017年までに7棟目までの建設許可が下りています。設計には、山側の古い民家への気遣いもあり、 高層ビルの間に山風が通りぬけるように配置計画がなされ、地元住民も楽しめる公園や、オーガニック・スーパーマーケットのWhole Foodsなど、優良テナントの誘致も行ってくれているので、多くの地元民に受け入れられています。楽園暮らしといっても、便利さが欠かせない現代人ですし、このような新しいまちづくりや、交通手段の改善などが盛り込まれた計画は、より街を魅力的にしていってくれるでしょう。交通といえば、レール計画もさまざまな課題を抱えつつも建設が進んでいます。開通すれば、空港から14分で最終駅となる予定のアラモアナSC駅までをつなぎます。地元民の足となるだけでなく、観光業への貢献も期待されます。

カカアコ地区「ワードビレッジ」の高層コンドミニアム
(写真1)
(写真2)
(写真3)
(写真4)
(写真5)
(写真6)
(写真7)
  • (写真1)ホノルルIBMセンター内にあるワードビレッジのショールーム
  • (写真2)高層コンドミニアム「アエオ(Ae’o)」の模型。1、2階にはオーガニック・スーパーマーケットのWhole Foodsが出店する予定
  • (写真3)「アエオ」のキッチンサンプル
  • (写真4)「ワイエア(Waiea)」の外観
  • (写真5)「ワイエア」のプールデッキに設置されたラウンジコーナー
  • (写真6)「ワイエア」のキッチン
  • (写真7)「ワイエア」の共有スペースに設けられたプライベートシアター

2017年 3月 15日更新

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Columnist's Profile

Management ExecutiveTamon Ikeda(Starts International Hawaii, Inc.)

高校時代から芸能活動を始め、明治大学入学直前にとんねるずの舎弟(当時は一応アイドル)となる。その後、大学を休学してオーストラリアに渡り、鉄板焼きシェフとして同国の永住権取得。大学を卒業後、全日空ビルディングに入社し、入社3年目にLAに赴任し商業不動産開発を手掛ける。1997年にLAからハワイに赴任し、ワイキキ商業ビル(当時のANAビル)の総責任者を10年勤める。現在、総合不動産会社、スターツハワイにて商業不動産の全般を担う、米国での不動産事業に25年携わる。

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