母から娘へ想いをつないで続く、カイムキの雑貨店- Sugarcane

ワイキキから車で10分ほどの場所にありながら、ローカルの暮らしが色濃く残るカイムキは、観光地のにぎやかさとは少し距離を置き、落ち着いた街並みの中に個性的なレストランやカフェ、専門店が点在していて人気のエリア。今回は、そんなカイムキの中心にある小さな雑貨屋さんをご紹介します。

時間をかけて愛されてきた場所

ハワイの“今”と“昔”の魅力がぎゅっと詰まったお気に入りの1軒は、シュガーケーン (Sugarcane)というとってもかわいいお店。もともとはインテリアデザインを学び、美しくてユニークなものを見つける審美眼を持つお母様、ジル・ハッチさんが2011年に立ち上げたお店で、2024年1月からは娘さんのケネディさんが引き継ぎ、新しい世代の感性を加えながら大切に育てられています。

ケネディさんと妹のイザベルさんは、放課後にレジを覚えたり、お店をきれいに保つ手伝いをしたりしながら、お母様のディスプレイや世界観づくりを自然と学んでいったそう。単なるビジネスではなく、家族の時間や思い出、そして地域とのつながりを育ててくれる”家族の一員”のような存在だというこのお店は、カイムキという街の中で、特別な居場所をつくってくれていると語ります。

ついこの間1歳を迎えたばかりの息子さんを持つ、ご自身も母になったケネディさん

静かに心が動くものたちに囲まれた店内

店内に一歩足を踏み入れると、まず驚くのが取り扱っているアイテムの幅広さ。ハワイ全土から集められた120人以上のローカルアーティストや、メーカーの作品が並び、キッズ向けのおもちゃや本、ハ帽子やバッグ、クラフトキット、ジュエリー、キッチンウェア、ステーショナリー、アートプリント、バス&ボディ、陶器まで本当にさまざま。さらに、古き良きハワイを感じさせるヴィンテージグラスウェアや、どこか懐かしい“オールドハワイ”の宝物も扱っていて、見ているだけで時間を忘れてしまいます。

ハワイらしさを感じる、お土産にピッタリなアイテムが盛りだくさん

クリエイターに出会える場所

オーナーが語るお店のいちばん好きなところは、世界中から訪れる“スモールアーティストを応援したい人”と出会えること。そしてアーティストが自分の作品を発表できる場所であることだそう。すでに人気と実績のある作家だけでなく、活動を始めたばかりの新しい才能も積極的に紹介していて、その成長を間近で見守れるのが何よりの喜びなのだとか。ハワイにこんなにもクリエイティブな人たちがいるんだ、と改めて感じさせてくれる場所でもあります。

ローカルアーティスト達のオリジナルジュエリー

ほっとする変わらない空気感

お客さんの約半分がローカル、半分が旅行者という、地元でも愛され、観光客にも人気の存在。今も昔も変わらないその空気感は、ふらっと立ち寄る人を自然に受け入れてくれる温かさがあります。

立地の良さも、このお店の魅力のひとつ。パーキング(15分まで無料、以降時間ごとに有料)が併設されていて、車でのアクセスはもちろん、トロリーも近くに停まるのでとても便利。アクセスの良さは、ローカルにも旅行者にも嬉しいポイントです。周辺には人気レストランやカフェも多く、食事の前後に「ちょっとだけ」のつもりで立ち寄ったはずが、気づけば何かしらワクワクするアイテムを見つけてしまう…そんなことがよくあります。

色とりどりの宝物たちが並ぶ店内は、見ているだけでハッピーな気分になります

通うほどに、好きが深まるお店

「何が見つかるか分からない」のがSugarcaneの魅力。お土産探しはもちろん、ハワイローカルの感性や、人の温もりに触れたい人にこそおすすめしたい一軒です。次にカイムキで食事の予定があるなら、ぜひその前後に立ち寄ってみてください。きっと、あなただけのお気に入りが見つかるはずです。

観葉植物やオブジェを使ったディスプレイはインテリアのヒントにも

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SoMa

2001年よりハワイ在住。Island Style Everydayをテーマに東京を中心にハワイ系イベント出店や、パーソナルショッパーとしても活躍中。インスタグラムでハワイからの投稿が人気。