癒しのマノアで体験!ハワイの文化が学べる「マノア・ヘリテージ・センター」

ハワイの文化や歴史を大切にし継承したい、という夫妻の強い思いのもと設立されたのが「マノア・ヘリテージ・センター」。マノア渓谷の中心で、ハワイの文化や自然遺産について学ぶことが出来るとても素敵な場所でした。事前予約で日本語ツアーの参加も可能なので、安心して楽しめますよ。

マノア・ヘリテージ・センターとは?

ハワイに在住していても、意外と知らないスポットがまだまだたくさん。その中の一つでずっと行ってみたかったところが、マノア地区の住宅街にひっそりと佇む、ハワイの文化遺産と自然遺産が学べる「マノア・ヘリテージ・センター」。

実際にクーク夫妻も住んでいたという邸宅。なんとも立派です

1994年にサム・クークさん、メリー・クークさんご夫妻がヘイアウの復元を開始し、1996年にマノア・ヘリテージ・センターが設立されました。現在、こちらの施設では、ハワイ文化や自然遺産に関する理解度を深めてほしい、ハワイの遺産の重要さを伝え継承していきたい、そんな思いでボランティア団体により英語・日本語でのツアーが開催されています。地元の小学生の社会科見学でも必ず訪れるスポットで、子供にも楽しく学んでもらえるような工夫をされたツアーは子供たちも大好評なのだそう。もちろん、ハワイについてもっと知りたい、という観光客の方の参加もウェルカムです。

日本人ガイドさんと巡る!大満足の日本語ツアー

オフィスにて、日本語ツアー参加の旨を伝えましょう。ツアーガイドさんがお出迎えしてくれます。

ツアー開始時間に入口付近のオフィスでガイドさんと会い、早速ツアーの開始!ハワイの文化や歴史、雑学など、色々な話が聞けるツアーの所要時間は、約1時間。ハワイに詳しい日本人ガイドさんが、分かりやすく解説してくれるから安心です。初めに、ここヘリテージ・センターがどんな経緯でつくられ、守られ続けているかの説明がありました。現在のヘリテージ・センターの敷地の広さは約3エーカー(サッカーコートが1.5コート分というイメージ)にまで縮小してしまいましたが、昔は30エーカーもの広さだったのだそう。

見どころたくさん!

ツアースタート。小一時間歩くので、歩きやすい靴と服装がおすすめです。

そのあとは、敷地内を散策。ポリネシアンによって持ち込まれた、たくさんの植物が聖なる地で大切に育てられています。聞いたことはあるけど見たことがなかった植物や、お馴染みの植物、絶滅危惧種となっている貴重な植物など、どれも興味深いものばかりです。昔の人がなんのために持ち込んだのか、どうやってこの植物を生活の中に取り入れていたのか、このツアーに参加するまで知らなかったことだらけで、そうだったんだ!昔の人ってすごい!の連続で、あっという間の1時間でした。

ハワイといえばハイビスカス。白色のハイビスカス、とても可愛いですね

そして、見どころの一つであるヘイアウへ。

現在この流域に残る復元された唯一のヘイアウで、大切に守られています

クカオオ・ヘイアウは500年~800年の歴史があり、今でも大切に管理されています。ヘイアウとは古代ハワイの人々の聖地。ヘイアウの場所によって意味が変わりますが、マノアにあるヘイアウは、歴史の一部で農耕の神と関係があると考えられています。昔はこの流域にたくさんあったヘイアウですが、無傷で修復されたものは現在このヘイアウのみ。そんな貴重なヘイアウが間近で見れるなんて!こんなにたくさんの石を、しかも現代のような道具やセメントなど一切使用せずにここまで綺麗に積み上げることが出来た古代ハワイアンの方々に、ただただ感心するばかりです。

ハワイ語でアヴァプヒと呼ばれる、赤いジンジャー

こちらは、古代ハワイアンの人たちが花の汁を手で絞って、お清めに使っていたというジンジャー。このジンジャーに抗菌作用や抗炎症作用があるだなんて、初めて知りました。ガイドさんが、その場で少し絞っていいよ、と言ってくれたので手をキレイにさせてもらいました。

落ちているククイを石で割ってみる体験も

ククイナッツというと、ククイのレイやククイオイルをイメージする人も多いはず。そのククイの木から落ちたククイナッツを割ってみて、と言われ石でゴンゴン割ってみると、ナッツの中にはクリーム色をした身のようなものが現れ、触ってみると天然のククイオイルが!こうして昔の人はオイルをお肌に使用していたのですね。

コナネという、ハワイの伝統的ボードゲーム

古代の人々は、白と黒の石を集め削ったお手製ボードで遊んだそうです。

半分の花びらしかない、可愛くも切ないナウパカというお花

個人的に、すごく好きなナウパカというお花。よく見るとお花が半分しかありません。そんなお花には意味があり、同じ社会階級ではなかったため神々によって永遠に引き離された2人が、二度と会えないままそれぞれ半分の姿になり一人は海のそばで、もう一人は山で半分の姿のままになったという、切なく奥深い男女の物語があるのです。色々なお花や植物から、こうしてハワイの文化や言い伝え、伝説なども知ることが出来るってすごく面白いですよね!

ツアー後半では、邸宅を間近で見るチャンスも。邸宅には地下もありとにかく立派!

以前クーク夫妻が住んでいた邸宅は現在修復作業が行われており、2028年には邸宅内を一般公開する予定なのだそう。地下を含めた大豪邸、これは是非とも見学したいです。

ウェブサイトでチケットを購入しよう

日本語ツアーをご希望の際は、公式サイトに記載されているメールアドレスへメール、または電話での予約が可能。ハワイ滞在中にツアーに参加したいという方は、早めの問い合わせがおすすめです。日本語のツアーは事前予約制で、なんと一人からでもツアーを開催。ちなみに、ツアーの料金は、大人25ドル(ハワイ在住者15ドル)、18歳以下の学生は無料です。ツアー参加者以外は立ち入り禁止なので、必ず事前に予約をしてから訪問しましょう。

アクセス方法

マノア・ヘリテージ・センターまでは、アラモアナセンターからザ・バス5番で約20分。オアフアベニュー&アヌエヌエストリートで下車をし、バス停から徒歩2分ほどで到着です。入口が少し分かりにくいかもしれませんが、キングカメハメハ大王の標識があるのでそちらを目印にしてください。

高くそびえたつのは、みなさんご存知のココナッツツリー

たくさんの人々に、ハワイの伝統と歴史を尊重し保存することの大切さを知ってもらいたい、そんな思いで設立されたマノア・ヘリテージ・センター。ぜひ、ハワイ観光の合間に訪れてハワイの文化や歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

ABOUT WRITER
MIKA

オアフ島在住2児の母、フリーライター。趣味はカフェ巡りや新しいレストランを開拓すること。キッズフレンドリーなカフェやレストラン、ロコしか知らない穴場的スポットなどを発信します。