ハワイで「インスタ映え」と言えば、まず思いつくのがカカアコ地区。ワードエリアから西方面へ数ブロック行くと、大きなウォールアートがあちらこちらに点在しています。
エリア内にあるショッピングやグルメが楽しめる複合施設の名前が「SALT(ソルト)」というように、その昔は塩を作る地区として有名な場所でした。その後は多くの自動車工場や倉庫街としてワイキキとダウンタウンの間という好立地ながらも古き良きハワイが残る場所でもありましたが…
現在は高級高層コンドミニアムが次々と建設され、今もっとも開発が進むエリアとして注目の街となっています。
カカアコが今のようなアーティスティックな街になったのは、2011年に始まったオープンギャラリー・ムーブメントの「POW!WOW! HAWAII(パウ!・ワウ!・ハワイ)」がきっかけとなりました。年に1度、ハワイ内外からアーティストたちがカカアコに集結して、公共の壁に描くアートを通して、絵を描くことの楽しさを人々に伝えたいという思いが込められた活動を毎年開催しています(※パンデミック最中は中止されました)。
2011年のハワイ開催を皮切りに、活動は世界へと飛躍!世界的に繋がるアーティスト仲間のネットワークを使うことで、POW! WOW!のプロジェクトは、アメリカの首都ワシントンDCを始めとする米国内のほか、台湾やシンガポール、さらに日本の神戸でも開催されました。
数あるアートの中でも特に人気を誇るのは、ケヴィン・ライアン氏が手掛けるウォールアート。このキュートなモンスターの前で、自撮り棒も使いインスタ写真を撮影する人たちが跡を絶ちません。
アラモアナセンターのエバウィング側にあるユニクロ・ハワイでは、マラサダのレナーズやレインボー・ドライブイン、アロハ・ビール・カンパニー、ザ・バスなどハワイの人気&有名ショップとユニクロ・ハワイのコラボTシャツがお土産に大人気。その中でもケヴィン・ライアンのモンスター柄Tシャツはダントツ人気なのです。
今や日本のアニメは世界中で支持される親善大使のよう。ウォールアートにトトロが登場した時は「そうよね〜トトロは世界中で人気よね〜」と納得した日本人の私でしたが、え?こんなキャラクターをハワイの人は知ってるの??と驚きを隠せないキャラクターも登場していたりして、日本人としてなんだか鼻が高くなったのは言うまでもありません(笑)。
昭和世代には懐かしすぎる仮面ライダーV3、ロボコン、キカイダー
こんなロボットの超合金を遠い昔に買った思い出が蘇る…。
アメリカのロサンゼルスに拠点を構えるブランド「TOKIDOKI」。 日本から影響を受けたポップなキャラクターが特に人気。レスポートサックのプリントでもお馴染みですね!
2021年、2022年と開催できなかったPOW! WOW! HAWAIIでしたが、少しずつ日常が戻ってきているハワイ…。2023年は2年ぶりに開催されるはず!新しいアートが登場すると言うことは、今までのアートが消えてしまうという事になってしまいますが、新しいアートの登場は待ちに待った感がありますので、やはり楽しみですね!
まだカカアコ地区に足を踏み入れていない方、次回のハワイではぜひポップなウォールアート散策&撮影、そして複合商業施設「SALT」でのショッピングとグルメも楽しんでくださいね!