ハワイと聞くと、まず最初に思い浮かべるのはやはりワイキキ!という方が圧倒的に多いのではないでしょうか?世界に誇るリゾート地ワイキキのビーチでゆったりと非日常を体験するのもいいけれど、未だに古き良きハワイが残るノスタルジックなオールドタウン「ハレイワ」もオススメです!ノースショアと言えば冬の大波が有名で、様々なサーフィン大会が開催されるほか、世界中からそのモンスター級の波を求めてサーファーが集まってきます。
今回はそんなハレイワへの行き方と楽しみ方をご紹介したいと思います!
ハレイワがあるオアフ島のノースショアは、ワイキキがあるサウスショアから33マイル(約53キロ)ほどの距離にあります。オアフ島には公共交通機関のザ・バスがあるので、そのザ・バスを利用しての行き方をご案内しましょう。
ハレイワがあるノースショアへはオアフ島の東側の海岸線を通る東回り(ザ・バス60番)とオアフ島の中央部を通る(ザ・バス52番)があります。
いずれもワイキキから向かう場合は、クヒオ通りにあるバス停から8番、19番、42番に乗りアラモアナ・センターで乗り換えとなります。
バス料金は一律$3(6〜17才の子どもは$1.75、5才以下は大人同伴なら無料)。乗り換えの際にも$3を支払います。現金での支払いは可能ですが、おつりがもらえないので、注意が必要です。なお、現在は現金での支払いの他、HOLOカード(ザ・バスだけでなく、現在建設が進んでいるホノルル高架鉄道でも利用が可能となる交通系ICカードです)での支払いを推奨しています。
HOLOカードは、前もってワイキキ内にあるABCストアのほか、スーパーマーケットのタイムスやフードランドで入金&入手可能です(ホロカードは1日、1カ月、1年ごとの最大支払い料金が設定されていて、その金額に達するとそれ以上請求されなくなります。頻繁にザ・バスを利用する場合は、ホロカードの購入がおすすめ!)。
HOLOカードに前もって入金しておけば、利用時に乗車料金ちょうどの現金を用意しなくてもいいので、便利ですね!
- ザ・バス52番のルート(ハレイワまで片道約2時間)
- アラモアナセンター ⇒ ダウンタウン ⇒ カリヒ ⇒ エアポート ⇒ アイエア ⇒ パールリッジ ⇒ パールシティ ⇒ ワイピオ ⇒ ミリラニ ⇒ ワヒアワ ⇒ ハレイワ
- ザ・バス60番のルート(ハレイワまで片道約3時間)
- アラモアナセンター ⇒ ダウンタウン ⇒ カアアヴァ ⇒ ハウウラ ⇒ ライエ ⇒ カフク ⇒ タートルベイ ⇒ ワイメア ⇒ ハレイワ
レンタカーで行く場合は、ワイキキからアラワイ大通りに出て、マッカリー通りを右折。そのまま直進してカピオラニ大通り、サウス・キング通り、サウスベレタニア通りを通り過ぎたら道なりに引き続き直進します。陸橋を渡ったらすぐの道で左折して、H1ハイウェイ西行きに乗ります。そして、ワイパフ出口を通り過ぎたらH2へ乗り継ぎます。そしてミリラニ、ワヒアワを過ぎると目的地のハレイワに到着です。
レンタカーでハレイワに行くのなら、絶対に立ち寄って欲しいのがオアフ島のピコ(ハワイ語でへそ、つまり真ん中…の意味)「ドール・プランテーション」。ワヒアワにある赤土の大地で育った甘くておいしいパイナップルが購入できるほか、アパレルや食べ物、ジュエリー、小物系など、バラエティ豊かなおみやげが揃っています。
ここではトイレ休憩はもちろんのこと、小さなお子様連れなら汽車ポッポに乗ることもできちゃうし、濃厚なのにさっぱりした後味のパイナップルのソフトクリームもオススメですよ。
ノースショアの風景と言えば、パイナップル畑!ザ・バスの52番(西廻り)とレンタカーで行くと、その壮大な風景を望むことができます。筆者が行った日は、ハワイ島から吹いてくる生ぬるいコナウインドの影響で、ヴォグ(ヴォルケーノ(volcano=火山)とスモッグ(smog)を合わせた合成語)が発生していて、ご覧のような空色。
本来ならば、白い雲と青い空、そして正面には真っ青な海の色と白波のコントラストが本当にキレイなんです。写真でご紹介できず…残念無念!
ハレイワの町は、小さいながら見どころが盛りだくさん!カメハメハ・ハイウェイ沿いにあるガーリックシュリンプで有名なジョバンニなどのフードトラックがあるハレイワ・タウンの入り口あたりから、アナフル橋の先にあるサーフショップ「サーフ・アンド・シー」まで約1マイル(約1.6km)ほど。徒歩だと片道約20分ほどの距離です。
まずはやっぱりフードトラック村!木が鬱蒼と茂る空き地に5〜6台のフードトラックがあり、大勢の人が集まっています。もちろんそのほとんどの人の目的はシュリンプ・スキャンピで有名な「ジョバンニ」のガーリック・シュリンプを食べるためです。
これです!これが、かの有名なシュリンプ・スキャンピ♪ ガーリックの量が半端なく、その強烈さは一度食べたら3日間は臭いが取れないと例えられるほど(笑)。2023年1月現在のお値段は、$17です。決して安くないお値段ですが、ハレイワに来たからには食べなくっちゃ!なのです。
この混みよう!さすがです!
ハワイの有名なロコ飯!フリフリチキンもハレイワで満喫できちゃいます!目の前でフリフリ(ハワイ語で回転する、の意味)チキンを見ながら焼き立てアツアツを召し上がれ〜。2023年1月現在のお値段は、ハーフサイズ$7.50、フルサイズ$14です。
おしゃれなお店やギャラリー、グルメなレストランが集まるマーケットプレイス。広い駐車場も完備なので、ノースショアのホロホロ歩きはここを拠点にすると便利です。
気軽にメキシカン料理が堪能できるとあって、いつも賑わっているお店。とくにメキシコの国民酒マルガリータが有名なので、大勢でワイワイ盛り上がるのにオススメです。
ハレイワを訪れる人のほとんどがここに行くのがお目当て!と言っても過言ではない有名店。きめ細やかなかき氷は天下一品!さらに30種類以上あるというフレーバーの多さはさすが創業70年以上の老舗店ならでは。
そんな種類豊富なフレーバーの中でもダントツ人気を誇るのは、ストロベリー(赤色)、レモン(黄色)、パイナップル(青色)の3種類のシロップを合わせる「レインボー」。これに練乳をトッピングするのが最強!と言われています。この最強にロコたちの大好物モチをトッピングすれば極上ですよ~!
カメハメハ・ハイウェイ沿いに続くハレイワの町の最終点に位置するのが、1965年にオープンで1921年に建てられたハレイワのアイコン的存在のノスタルジックな建物が目印のサーフショップ「サーフ・アンド・シー」。サーフボードや各種サーフギア以外にも水着をはじめ、ウェットスーツやTシャツのほか、トレーナー、キャップ、バッグ、キーホルダーなど、お土産にぴったりなグッズが盛りだくさん!そんな中でも一番の人気商品が「SUEFER X-ING(サーファー横断中)」のロゴ・アイテム。これはマスト買いです!
ハレイワの散策編はいかがでしたか?今回ご紹介したところ以外にもまだまだ見どころがたくさんのハレイワタウン。行かれる際は時間に余裕をもってハレイワの町を隅から隅まで楽しんでくださいね!