ハワイの伝統料理とエンターテイメントが同時に楽しめる新しいショー「アロハ・カイ・ルアウ」がスタートしました。
開催場所は、ワイキキから車で東方面に30分ほどの近さが魅力の「シーライフ・パーク」の中。切り立ったコオラウ山脈の麓にある大自然に囲まれた「シーライフ・パーク」は、観光客だけでなく、ハワイ在住者からも大人気のスポットです。
イルカと遊んだり、餌付けもできる体験プログラムやイルカやアシカのショー、そしてペンギンやウミガメにも会えるなど楽しさ盛りだくさん!ハワイ最大級の体験型マリンパークとして有名です。
そのパーク内で開催されているのが「アロハ・カイ・ルアウ」という新ルアウショー。ハワイ語で「宴(うたげ)」意味する「ルアウ(lūʻau)」という言葉を聞くだけで、なんだかワクワクしてきますよね。では、早速、ハワイの宴会を覗き見してみましょう。
チェックインすると、リストバンドとレイがもらえます。パッケージの種類によって、レイも分けられています。パッケージは全3種類(Gold $214, Silver $159, Bronze $119)。内容の違いを比べてみて、好みに合わせて選べるのがいいですね。
エントランスから中に進み、右側にある「シャークケーブ」の中を通り抜けます。
大きな水槽タンクの中で泳ぐサメを見ながら通り抜けると、海ガメが見える広々としたスペースが目の前に表れます。
そこを道なりに右に進むとルアウの会場に到着です。入り口では、ウエルカム・ドリンクが笑顔で手渡されます。トロピカルカクテルの女王といわれるラム酒ベースのカクテル「マイタイ」で南国気分が盛り上がります。お酒の飲めない人はパイナップルジュースで乾杯!
会場の中を見渡せばラビット・アイランドが浮かぶ青い海をバックに、「アロハ・カイ・ルアウ」のステージが輝きます。
広々とした緑の芝生の上に、真っ白なテーブルとチェアがセッティングされ、その周りではハワイのカルチャーを体験できるイベントが開催されています。ディナーが始まるまでの約1時間、大人も子供もたっぷり楽しめるのがいいですね。
風が強くなければ、高~い椰子の木に登るパフォーマンスもあるのでハラハラドキドキ!ディナーの前のミニ パフォーマンスも充実度満点です。
そろそろお腹が空いたかなという頃には、豚の丸焼きのパフォーマンス(ルアウイム)がタイムリーに行なわれ、その後ハワイ伝統食ビュッフェのスタートです。
ビュッフェコーナーでは、自分で好きな料理をチョイス。メニューは、ハワイの伝統料理のカルアピッグ、照り焼きチキン、アイランドフィッシュ、カレー、チャオ麺、ポイ、ロミロミサーモン、フレッシュベジタブル、フルーツ、ケーキなどのデザートにコーヒー。いろいろあって目移りしそうです。(日によってメニューの変更あり)
お腹も心も満たされた頃には、だんだんと日が暮れて、幻想的な雰囲気になってきました。
ステージでは、ココナッツを割るパフォーマンスがスタート。その殻で火おこしをして、ペレに捧げる幻想的なダンス(カヒコ)が始まりました。空が暗くなるにつれて、遠い昔に思いを馳せたポリネシアの神秘的な雰囲気が漂い、いよいよショーも本格的にスタートです。
美しい星空の下、ニュージーランド、タヒチ、サモアのパフォーマンスが続き、ポリネシアの島々の伝統と活気に満ちたパフォーマンスが炸裂します。
やがて、カップルが自由に参加できるしっとりとしたチークタイムに。
そして一気に盛り上がるハワイアン・ダンスと言えばフラダンス。観客もフラダンサーと一緒に舞台上で踊るので、客席からは拍手が鳴り止みません。
和やかな雰囲気から一転、空気がピリッと鋭く変わるのは、ファイヤーナイフダンスのパフォーマンス。12歳と15歳の兄弟のファイヤーダンスチャンピオンの息を呑むスリリングな演技に皆、思わず歓喜の声をあげて大盛り上がりです。ショーのフィナーレとして完璧な演技に感動。ここでショーは幕引きです。
なんと言っても「アロハ・カイ・ルアウ」の魅力は、ワイキキから30分という近い場所でハワイの伝統文化体験とポリネシアンショーをたっぷり満喫できること!時間的に余裕のある方には、シーライフパーク(営業:10:00AM - 4:00PM)で満喫した後に、続いてルアウに参加することをお勧めします。イルカ、サメ、アシカ、ハワイのエイと一緒に泳いだり、触れ合った後に、壮大なポリネシアンショーを鑑賞。こんなに充実したハワイの1日を過ごせるのはシーライフ・パークだけかも。