ノースショアの絶景を空中散歩!CLIMB Works Keana Farms Zipline

オアフ島ノースショアの美しい自然の中で、一生忘れられないアドベンチャー体験をしてみませんか?CLIMB Works Keana Farmsのジップラインツアーは、スリル満点の空中散歩と、ハワイの豊かな自然、そして歴史文化に触れることができる、まさに一石三鳥の体験です。

「アドベンチャー+自然+文化」が融合する体験型施設

施設入り口にあるサイン

CLIMB Works は、Challenge(チャレンジ) Learn (学ぶ) Inspire (インスパイア)Master(マスター)Believe(ビリーブ)の頭文字をとった社名で、安全かつコントロールされた環境の中で、人々が自分のコンフォートゾーンから抜け出すことをミッションとしています。

「アドベンチャー&ネイチャー」をモットーとし、ジップラインを通して冒険の興奮と自然の癒し、さらにハワイの文化を体験できる施設になっています。

ノースショアの美景を一望できる8本のジップライン

広大な施設内の絵図

ワイキキから車で1時間強の長距離ドライブを経て到着するカフクのケアナ農園。455エーカー(東京ドーム約10個分)の農園の一部に、オアフ島最長の800メートルを超えるジップラインを含む、全8本のコースを設置。ノースショアの雄大な景色を一望できるのが最大の魅力です。

最初に麓のラインで練習

麓のラインでまず練習

装備が完了すると、まずは麓のジップラインで手順や乗り方などの説明をしてくれ、練習をします。

ATV で山頂へ移動

6人乗りのATVに乗って山頂へ

練習をしたら、残りの7本のジップラインを乗るために、ATVに乗って山頂へと向かいます。2 マイル(約3.2km)の道のりで、ジャングルの中にある農園を走るのもすでにスリル満点。走りながら栽培している農作物や自生している植物なども紹介してくれ、また、これから滑るジップラインを見ながら各ラインの特徴も教えてくれます。

山頂125mからジップラインでスタート地点へ戻る

頂上からはノースショアの海岸線が見える

海抜125mの頂上に到着すると、美しいノースショアの海岸線が見え、これをみた瞬間「来てよかった!」と思います。ここから7本のジップラインを滑って降り、スタート地点に戻るコースになっています。

この日はハワイから4名、テキサスから2名、台湾から5名合計11名(各スロット最大12名まで)で巡りました。最初から最後まで3名のガイドがつき、毎回ユーモアを交えながら丁寧に乗り方のコツを教えてくれ、安心して楽しめました。

ガイドが終始ついてくれるので安心

先にガイド2人が滑ってゴール地点に行き、参加者を待ち受けてくれます。一度ゴール手前で止まってしまい、その時には私たちの元までガイドが滑ってきて、逆さになって手足をロープづたいに歩いてゴール地点まで引っ張っていってくれました。また、逆風が強いコースがあったり、その日その瞬間の自然環境に合わせてどう滑るといいかアドバイスをしてくれ、まさに「自然との融合」だなと感じました。

オアフ島最長約800mのジップライン

このツアーは7歳以上のお子さんも参加できますが、時には体重が軽すぎて途中でとまってしまうと判断されるとタンデムで滑ることもあります。

逆さまの滑り方を教示

回を重ねるごとに参加者も勝手がわかってきて、後ろ向きで滑ってみたり、逆さまになってみたりと違う楽しみ方をする余裕が生まれます。ここのジップラインの特筆すべき点は、やはりオアフ島で最長約800mのジップラインもあり、ノースショアの美しい自然のパノラマビュー、そして真下は農園で、爽快感がたまりません。

そして、滑っていくうちにグループの仲間意識も生まれてとっても楽しい2時間半のツアーです。

アスレチック体験もできる

浮き橋をネットに手を触れずに渡れるかチェレンジ

実は、このツアーはジップラインだけでなく、アスレチックのようなコースにもなっています。2つのラペリング(懸垂下降)、3つのスカイブリッジ、遊歩道などがあり、浮き橋では両側の支えに手を触れずに、渡り切れるかなどみんなでチャレンジしたりしました。

ハワイの歴史と文化も学べる

古代ハワイのコミュニティの概念について

各所に展示物が設置されており、そこには農園の食べ物から、ハワイの歴史や文化についてのトリビアが書かれており、歩きながら学べるようになっています。

農園で採れたバナナがもらえる

また、所々農園で採れたトマトやバナナが置いてあり自由に食べれたり、マカデミアナッツ割りの体験もできるようですが、この日は収穫がなかったようでそれらは体験できませんでした。その日の収穫によるので、「あったらラッキー」程度に心構えしていくと良いでしょう。

最後が一番怖い?!

最後ラペリングで終了

8本全て滑り終わって、最後にラペリング(垂直降下)をして終了なのですが、このラペリングが非常に高く、それまで滑ってきたジップラインよりも怖くて飛び降りるのに勇気がいりました。アドバイスは下を見ずに降りることをおすすめします。

事前に知っておくと良い知識3つ

英語でのツアーになるため事前に知っておくと良い知識をご紹介。

【予備知識①】基本姿勢は「Balling Up(丸める)」

Ball Upの姿勢のお手本を見せる

風の抵抗を受けにくくするために、両膝を曲げて胸に近づけ体を丸め、両腕はまっすぐ伸ばすのが良いと言われます。1箇所だけ、「No Balling Up」(丸める必要なし)のサインがありましたが、ただ、その時の風の状況もあり、最初は膝は曲げなくても良いが「○○のあたりに行ったらBall Upして」という指示もあったので、ガイドの指示をよく聞く必要があります。このBall Upという英語は覚えておくと良いでしょう。

【予備知識②】ゴール直前に赤いロープを掴む

赤いロープが届く位置になったら掴むと良い

各ライン、ゴール直前に赤いロープが目の前に見えるのでそれを掴みましょう。ゴールで待ち構えているガイドが参加者を手繰り寄せやすくなります。

【予備知識③】到着したら黒い台にすぐ乗る

出発する時も黒い台に乗って準備をしますが、ゴール先にも黒い台が必ずあるのでその上にすぐ乗りましょう。その後の流れがスムーズになります。

家族や友達と最高の思い出づくりにおすすめ!

実は行くまで一体どんなツアーかわからず、2時間半と予め聞いていたものの、本当にそんな長時間もかかるのだろうか?と半信半疑でした。行ってみたら納得。広大な農園の中にあり、山頂からジップラインを使って降りてくるツアーで、ここまで体を動かすツアーとは!ハワイの自然のエネルギーを浮遊しながら感じ、さらにはハワイ文化も学べ、参加者全員100%以上の満足度で「また行きたい!」と思わせるものでした。家族や友達と最高の思い出づくりにおすすめです。

ABOUT WRITER
Miki Cabatbat

フリーランスライター&ポッドキャスター。ハワイ在住歴12年。東京のラジオ局勤務時に、ハワイから特番を放送したのがきっかけでハワイ好きに。2010年に意を決してハワイ留学をし、その後結婚し定住。2004年からはフリーランスライターとしても活動を始め、さまざまな雑誌/書籍/Web等で執筆。

Podcast 「ハワイの主婦発信★海外生活リアルRadio」配信。2021年11月 Kindle本「アフターコロナの海外留学 : ハワイ生活案内」をリリース。