以前ホノルルのカリヒ地区にブリュワリー兼タップルームを構えていた「パラダイス・サイダー」が、2022年にオアフ島中央西側の街、ミリラニに移転。ローカルに根ざした雰囲気はそのままに、こだわりのクラフトサイダーを引き続き提供しています。
リンゴのロゴが目印!アウトドア席も完備
サイダーと聞くと、甘いソフトドリンクを思い浮かべる方が多いと思いますが、英語圏のサイダーとは、リンゴを発酵させて造ったアルコールドリンクのこと。日本ではシードルのほうが馴染みがあるかもしれません。「パラダイス・サイダー」では、地元産のフルーツを使って様々なフレーバーのサイダーを造っています。また、最近ではサイダーだけでなく、アルコール入り炭酸水のセルツァーも手掛けており、これらのお酒はお店だけでなくスーパーでも販売されています。
広々とした店内にはテーブルゲームもありキッズフレンドリー
「パラダイス・サイダー」の製品は、味へのこだわりはもちろん、保存料や人工の香料を使用せず、ナチュラルな風味を損なわないよう多くの工夫が施されています。
種類豊富なサイダー、セルツァー、カクテル
その結果、しっかりと素材の味を残しつつ、口当たりがやさしく、後味もすっきりとしたフレーバーを実現。喉越しの良さと自然な甘みのバランスが、多くのリピーターを魅了している理由のひとつです。
フードトラックスタイルのお店でバーガー、ピザ、タコスを注文!
お店は、スーパーやディスカウントショップなどが集まるローカルな複合施設の一角にあります。店内奥には、併設された別経営のフードトラックスタイルのお店があり、フードはここでオーダーと会計を、ドリンクは店内のカウンターまたはスタッフに注文するというユニークなシステム。
ボリュームたっぷりなのでシェアするのもおすすめ
フードは、スライダーやナチョス、タコスといったお酒にぴったりのメニューが揃っています。ボリュームもあるので、食事目的の利用もOK。
レモネードなどの季節限定フレーバーは少量生産なので貴重
「パラダイス・サイダー」では、リリコイ、マンゴー、パイナップル、グァバ、ドラゴンフルーツといった定番のフラッグシップ・サイダーとグレープフルーツ、ウベなどのフラッグシップ・セルツァーのほか、季節限定のフレーバーもメニューに並びます。
「パラダイス・フライト($10)」はセルツァーとハードティーからもチョイスOK
迷ったときには「パラダイス・フライト」がおすすめ。好きなサイダーやセルツァーを3種類選んで少量ずつ飲み比べできるので、初めての方にもぴったり。友人同士でシェアしながら楽しむのも◎。それでも迷った時は、スタッフに相談すると好みに合わせておすすめを選んでくれますよ。人気はリリコイやグァバといった南国らしいフルーツベースのもの。ローカルが大好きなジュース「POG」と同じく、パッションフルーツ、オレンジ、グァバを使用した「ハングルーズ・ジュース・サイダー」は、トロピカルカクテルのような味わいです。
色のレイヤーが美しい「パラダイス・パロマ($15)」
サイダーやセルツァー以外にも、ビール、カクテルも揃っています。「パラダイス・パロマ($15)」は、キラー・ドラゴン・サイダーを使用。テキーラのアルコールの角をサイダーでまろやかにした一杯です。
ロゴ入りのグロウラーは、リサイクルできるのでエコフレンドリー
店内では、炭酸飲料を持ち運ぶ容器のオリジナルグロウラーを販売。グロウラーを購入して、好きなサイダーを入れてもらうと初回は容器込みで$30で、次回から$20でリフィルが可能です。自宅でのんびり楽しんだり、友人宅への手土産にも最適。また、毎週水曜日はサイダーのリフィルが半額の$10となり、とてもお得!
スーパーで購入するよりもリーズナブルな6パックのサイダー缶
また、缶のサイダーも取り扱っています。6缶パックは$15で、同じフレーバーはもちろん、違うフレーバーを組み合わせたり、セルツァーと組み合わせたりしてカスタマイズもOK。スーパーでは購入できない組み合わせがここで手に入ります。
アパレルグッズのほか、グラスやステッカーなどの雑貨も取り扱っている
グロウラー以外にもTシャツ、キャップといったオリジナルグッズも販売。ロゴがかわいいので、ハワイ土産にぴったりです。
ハッピーアワーのほか、火曜日はテキーラチューズデイと称してマルガリータが登場
「パラダイス・サイダー」では、地域に根ざしたイベントも随時開催中。毎週木曜にはトリビアナイト、日曜の夜には音楽イベントが行われ、どちらも多くのローカルでにぎわっています。ハッピーアワーは火曜〜金曜の15:00〜18:00まで実施。観光客も歓迎されるアットホームな雰囲気で、地元の人たちとのふれあいを楽しむことができます。
知識豊富でていねいに解説してくれるスタッフにメニュー選びの相談を!
「ビールはちょっと重い」「ワインは気分じゃない」そんな時にもぴったりな、軽やかで奥深いサイダー。まだ未体験の方は、ぜひ一度ミリラニでハワイアン・サイダーの世界に酔いしれてみませんか?
