2024年2月15日からワイキキシェル・アンフィシアターで開始されたキロハナフラショー。メリーモナーク受賞歴のダンサーも出演する豪華なショーが無料で見られます。
ハワイに長年住んでいる方やリピーターとして旅行に来ている方は覚えている方も多いでしょう。1937年から2002年と65年間も続いたコダックフラショー。ハワイに来たら必ず見に行くフラショーとして世界中の観光客を魅了しました。合計で1000万人以上の人たちを動員したと言われています。
そのコダックフラショーをモダンにツイストしたショーとして復活したのがキロハナフラショーになります。これは、地元メディアでも大きく取り上げられ、ロコたちも大喜びのニュースとなりました。
会場は、ワイキキに宿泊する観光客も徒歩圏内にあるワイキキシェル。ここで日~木週5日朝9:30−10:30の1時間。入場料無料です。開催日には写真のように入り口に垂れ幕があるので、行けばすぐにわかります。
入場するとすぐにキロハナフラショーのグッズのキオスクがあります。やはりショー終了後に欲しくなって買う人が並ぶので、記念に欲しい場合はショー開始前に購入するのがおすすめ。
こんなバックパネルもあるので、ぜひ記念撮影もお忘れなく。
会場はワイキキシェルのアンフィシアターになります。席は、自由席で先着順になるので、ステージを真正面から間近で見たい場合(下の方の席の場合)は、早めに行くことをおすすめします。この写真を撮影したのはショー開始約10分前の光景で、すでにステージに一番近い下の方の席は埋まっていました。なおショーの最中に日が照ってきますので、帽子や日焼け止めも忘れずに。
「本物のフラ」を披露することを目的としているキロハナフラショーは、フラのオリンピックとも言われている祭典「メリーモナーク」の出演経験のあるダンサーや、有名なオールド・ラハイナ・ルアウのキャストメンバーで構成されています。
法螺貝でショーの開始の合図。そして、最初は古典フラとよばれるカヒコで始まり、これはハワイ王朝を讃える儀式になります。
厳粛なるカヒコで幕開けし、続いて名物司会者キモさんと、生演奏を担当するキロハナセレナーデが登場。実は司会者キモさんは、オリジナルであるコダックフラショーの司会を担当していました。また、キロハナセレナーデのメンバーの中にも、コダックフラショーで演奏していたメンバーもいます。大御所のクムフラ(フラの先生)もバンドメンバーにいたりと、フラに詳しい方なら、このメンバーをみただけでも豪華とお分かりいただけるでしょう。
キロハナセレナーデの生演奏に合わせて、続いてはモダンフラであるアウアナで会場を沸かせます。
コダックフラショーの時にはまだ生まれていなかったフラダンサーもからクプナ(年配者)のダンサーまで一緒になってステージを彩ります。
ショーの後半では、このALOHAのサインをもった女性ダンサーたちが、写真を撮れるように会場内を巡ります。この女性たちが出てきたら、カメラの準備をしてシャッターチャンスを逃さないようにしてくださいね。
ALOHAのサインの写真撮影が終わると、次に「ミス・アロハフラ」の登場です。
メリーモナークで女性ソロ部門で優勝したダンサーです。この日は2022年にミス・アロハフラに輝いたピイケア・ロペスさんでした。
カネダンサー(男性ダンサー)に混ざって司会のキモさんも一緒に踊るシーンも。
終盤では、観客たちをステージに呼んでフラを1曲学びます。ショーを見ていたら、自分も踊りたくなる観客たちは大勢い。基本のステップを一通り習ったら、キモハナセレナーデの演奏に合わせてみんなで踊ります。
観客も踊って大盛り上がりの後は、会場はダイヤモンドヘッドの麓であることを記念して、名曲「カイマナヒラ」(ハワイ語: ダイヤモンドヘッド)をダンサー全員で踊ります。
最後を締めくくるのは「アロハ オエ」。ハワイ王国最後の王妃リリウオカラニが作詞作曲した曲で、「さようなら、また会う日まで」という意味が含まれています。ハワイではどんなイベントでも必ず最後はこの曲で終わります。
とても見応えのあるフラショーで、「これを無料でみれるなんて、なんて贅沢な1時間!」と感動します。ハワイの豊かな文化を正しく伝えようという気運が年々と高まり、「本物」にこだわっているショーです。ハワイ在住の人にもおすすめですし、観光客の方もこのショーを見て最高の1日をスタートして下さい。
- 日時
- 日~木 9:30~10:30
- 休演
- 金&土
- 場所
- ワイキキシェル アンフィシアター
HP: https://experiencekilohana.com
Instagram: @experiencekilohana
*急な予定で休演する場合もありますので、見に行かれる前にHPやインスタグラムなどで確認することをおすすめします。