アラモアナ・センターから徒歩5分。ランチタイムには地元の人々が集まる人気のお弁当屋さんが、開店1周年を迎えました！コロナ禍での新規出店ということで、「テラス席が設けられる場所」を探したというオーナーのNamatame Shojiシェフ。アイデアに富んだ凄腕のシェフと、そのテラス席が大活躍するSho’s Kitchenをご紹介します！
Shojiシェフは、アメリカのオレゴン州とカリフォルニア州のレストランに勤められた後、メキシコでプライベートシェフ、さらにグアムとハワイの高級リゾートホテルでエグゼクティブ・シェフとして活躍。和食はもちろん、イタリアン、フレンチ、メキシカン、タイ料理ほか、経験を存分に活かして、バラエティー豊かなメニューを作り出しています。
こちらのお店の特徴は、何と言ってもバラエティーに富んだメニューの数々。厚めのカットが嬉しい豚カツやステーキ、カツ丼、キングサーモンのソテー、さらに、カリフォルニアロールなどの巻き寿司に加え、チキン南蛮やバターチキン（ナン付き）といった日本で流行している料理なども取り入れ、ハワイの地元の人々の心をつかみます。そこに、白身魚のフライや、プロの技で仕上げたナポリタンなど、月替わりの「マンスリーメニュー」も加わり、どれも食べたくて、メニューを見ながらしばらく考え込んでしまうほど（笑）。そんな数あるお弁当の中でも、現在ダントツで一番人気なのが、チキン南蛮弁当なのだそう！
チキン南蛮弁当 $12
揚げてある鶏肉にはしっかり味が付いていて、その柔らかさに一口目からビックリ。タルタルソースが絡むとクリーミーさが加わり、ご飯がどんどん進みます。ステーキ弁当のお肉も、厚みがあるのにとても柔らかく、こちらはシェフ特製のポン酢で味わいます。もう一つ、地元の人々に大人気のお弁当が、ガパオ弁当。取材時も既に売り切れという人気ぶりで、Shojiシェフがグアムで共に働いていた、タイ人シェフ直伝のタイ料理なのだそう。どのお弁当も彩りが美しく、ボリューム満点！グリーンサラダとお漬物、そして地元の人々が大絶賛する、ハワイでは珍しいカレー風味のポテトサラダが付きます。
毎週金・土曜日の夕方6時からは、14名様限定で、全7品のディナーコース「シェフ‘s テーブル」を雰囲気のあるテラス席で楽しめます。こちらも月毎に新たなメニューが登場。ある月のコースメニューは、トマトのコンフィ、まぐろのユッケ、ナスの肉味噌添え、ステーキのマッシュルームソース添えと、世界で活躍してきたシェフだからこそ、とてもインターナショナル。それぞれの料理を「お客様がご自身の好きなお酒と共に味わえるようにと、あえてBYOB（お酒の持ち込み可。持ち込み料無料、アイスとグラスはお店が用意）にしているのだそう。お客様思いのシェフは、コース料理の新たな楽しみ方を提案してくれています。
「大きな店舗ではないので、食材を大量に保存できないんです。なので、毎朝仕入れる新鮮な食材を使っています。」と、優しい笑顔で語るShojiシェフは、2店舗目のオープンも考えていらっしゃるそう。世界各地で活躍してきたシェフだからこそ作り出せる、多彩なメニューと料理の数々。食べることがもっと楽しくなる、そんな気持ちにさせてくれるお店です。
