借りたレンタカーのナンバーを控えておくこと
事故や違反を起こさないことがまず第一ですが、いざという時に備えて、借りた車のナンバープレートは写真に撮っておいたりして、ナンバーがいつでも分かるようにしておいてください。緊急事態が起きた時に、ナンバーを聞かれることがあります。
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もうすぐ夏休みシーズンが始まります!今年は旅行を計画される方も方も多いのでは?旅行先では、効率的に移動できるレンタカーの利用がとても便利。ちょっとした買い物や外食も、時間を気にせず楽しめる上、重い荷物も持ち歩かなくていいので、レンタカーを利用するメリットはたくさんあります。
レンタカーを借りるにあたって、事前に知っておくと安心なのが、緊急時の対応。ハワイ旅行を楽しんでいる間に、レンタカーで「交通違反をしてしまった」「事故を起こしてしまった」…そんな時、どのように対処したらいいか、Aloha Auto Depotのディレクター、クリスさんにお話を伺いました。
借りたレンタカーのナンバーを控えておくこと
事故や違反を起こさないことがまず第一ですが、いざという時に備えて、借りた車のナンバープレートは写真に撮っておいたりして、ナンバーがいつでも分かるようにしておいてください。緊急事態が起きた時に、ナンバーを聞かれることがあります。
「スピード違反」と「駐車違反」は、特に起こしてしまいがちなので気をつけていただきたいです。旅行先では、慣れない道を走ることになりますが、制限速度の表示が日本とは違って、マイル表示で分かりにくかったり、きれいな景色の中を走っていて、知らない間にスピードが上がってしまう、ということもあるかもしれません。そんな時に、後ろからポリスカーが来るなどして車を停められると、Traffic Ticket(交通違反切符)を手渡されます。
駐車違反については、例えば、十字路など曲がり角の付近は駐車禁止となっています。標識も出ているはずですが、それを見落としたりして角に近い所に駐車すると、それは交通違反になり、交通違反切符がワイパーに挟まれます。
また、路上駐車をする時に、うっかり標識を確認せずに停めてしまい、レッカー車で持っていかれてしまうこともあります。朝、夕方のラッシュ時には、路上駐車ができなくなる時間帯が設定されている所があるので、その時間帯がいつなのか、駐車する時は必ず確認してください。路上駐車禁止の時間帯が近づくと、レッカー車が走り回り、違反している車をあっという間に持っていきます。
交通違反切符をもらってしまったら、切符に書いてある罰金を支払う必要があります。指定のサイトからクレジットカードで支払い可能ですが、一定期間を過ぎてしまうとネットからの支払いが不可能になり、裁判所から出廷通知が届きます。なぜすぐに支払わなかったのかなど、出廷して裁判官に証言しなければならなくなり、悪質性が高いと判断された場合は、より重い裁きが下ることになります。違反切符への対応は、すぐに行うようにしてください。
レッカー車が車を移動させる時は警察に連絡しているので、警察が車の移動先のリストを持っています。警察署に行くか、または連絡をして、移動させられたレンタカーのナンバーを伝えて保管先を聞きます。レンタカーの場合は、どこから、誰が、どのような車を、いつからいつまで借りているかなどが書かれた「同意書」なども保管先に持参する必要があります。保管先に着いたら、2~300ドルを現金で支払い、車を返してもらいます。
レンタカーでも、そうでなくても、事故を起こさないことが一番ですよね。でも、もし事故を起こしてしまったら、次のように対応してください。
まずは警察に連絡して、警察官を呼びます。怪我人がいるようなら警察に伝えます。そして、レンタカー会社に連絡し、指示を聞いてください。警察官が現場に着いたら「ポリスレポート」を作成してもらいます。警察官に証人になってもらうんですね。現場では、英語で対応することになります。作成されたポリスレポートを見て、保険会社が対応を判断します。
常に日本語・英語両方で業務を行っているので、英語での対応に不安がある方でも、電話で社員が警察官とお客様の間に入り、現場での対応を手伝うことが可能です。
車がその場から動かせない時は、自分でレッカー車を手配する必要があります。レッカー車の数が多くはないので、到着までに時間がかかりますが、その場を離れず到着を待ちます。
車の修理部門を持っているため、専用のレッカー車の使用が可能。すぐに対応いたします。
事故の相手がいる場合は、相手の車のナンバーと運転手のIDを写真に撮ったり、メモをしておくなどしておいてください。事故現場での対応が終わったら、あとはレンタカー会社が対応します。
ハワイは「No-fault state」といって、事故で怪我人が出た場合、事故の当事者について誰が悪いということを追求しないで、保険会社同士で話し合い、それぞれ自分が加入した保険会社から医療費を受け取ることができるようになっています。そうすることで、事故後の医療費の受け取りに、時間がかからずに済むようになっています。
車の損傷については、例えば、ワイキキのホテルやダウンタウンの駐車場は狭い所があり、ミラーやバンパーを擦ってしまうことがありますし、ウィンドーを割ってしまうようなケースもあります。レンタカーの使用中や使用後に修理が必要な場合は、デポジットとしてお預かりした金額内で修理ができるケースもありますが、デポジットの額を超えるような大きな修理が必要な時は、保険も使って修理を行います。
レンタル期間中に事故などで車が使えなくなったら、違う車をすぐにご用意。車の販売も行っているため、在庫が豊富です。また、メンテナンス部門もあるので、修理についてもすぐに対応できます。
レンタカーを使う時は、旅行先の交通ルールを事前に知っておくことで、交通違反を防ぐことができます。一方で、事故については、他のドライバーの不注意で事故に巻き込まれてしまうこともあります。そんな時のためにも、緊急対応の仕方を知っておくことも大事ですし、緊急の際に頼れる、対応のしっかりした会社から車を借りるということも大切なことです。 そうすることで、旅行先でのドライブも、より安心して楽しめますね!
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