Vivinavi : ฮาวาย : (สหรัฐอเมริกา) Hawaii

今回はガイドブックではあまり紹介されていないハワイ島北西部コハラコーストと、まるで日本の北海道のようなハワイ島第3の都市ワイメアからそのお隣にある歴史的な町ホノカアをご紹介させていただきます。

ハワイ島の東西にある大きな町ヒロとカイルア・コナにはない魅力がたっぷりのこの地域は全米ナンバーワンに輝いた美しい白砂のビーチや、ロコに人気のビーチが点在しています。美しいビーチから高原の牧場地帯、有名なファーマーズマーケットに地域密着型のお店やレストランまで、前後編に渡ってご紹介しますのでお楽しみに。

ハワイ島が大好きなリピーターのみなさんもまだ一度もハワイ島に来たことがない方も、今度のお休みにはきっとこの地域に行ってみたくなりますよ。

日本からハワイ島に来るにはオアフ島経由でハワイ島間を運行する飛行機で西側のエリソン・オニヅカ・コナ国際空港か、東側のヒロ空港に到着するか、本数はやや減ってしまいますが日本からコナ国際空港に直行便もあるので、これらのいずれかを利用するようになります。

ハワイ島のリゾートホテルが立ち並ぶのはみなさんご存知の西海岸、ワイコロア・ビーチ・リゾートです。同じ西海岸のカイルア・コナ周辺にもビーチはありますが、溶岩などの岩場のビーチが多いハワイ島でこのワイコロア・ビーチ・リゾートの付近にあるビーチは砂浜の海岸が結構あります。その中でも今回は2つ、2021年度の「全米ベストビーチ・トップ10」のナンバーワンに選ばれたハプナビーチ州立公園と、その近くにあるロコ御用達の人気ビーチ、スペンサービーチパークをご案内します。

まずは白砂と海の青さのコントラストが美しい、世界的にもベストビーチに選ばれるハプナビーチの紹介です。マウナケアリゾートのハプナ・ビーチ・リゾート（旧ハプナビーチプリンスホテル）に隣接するこのビーチはコナ空港から車で約30分で到着します。ハプナビーチでは海水浴からシュノーケル、釣りなどが楽しめます。ライフガードも常駐しているので安心ですね。

ビーチには大型駐車場（有料）があり、無料のシャワーやトイレもあるので、ゆっくりと時間をかけてビーチを楽しむことができます。また周りにはハイキングコースもあり、ビーチ以外の楽しみ方もあります。

ハプナビーチは州立公園ということもあり、駐車場は有料になります。個人で来る人と商業用（観光バスなど）でも値段が違いますので、ご注意ください。今回は個人で来るかたの値段を記載しておきますが、最新情報は公式HPなどでご確認ください。

白砂の美しいビーチには行きたいけれど、入場料や駐車料金を払いたくないと思われるみなさんもいらっしゃると思います。そんなかたにおすすめしたいのがハプナビーチから車で約6分北上したところにある、ロコ御用達のスペンサービーチパークです。スペンサービーチも白砂のビーチになります。

海岸はハプナビーチほど広くはないのですが、無料の駐車場、シャワー、トイレも完備されています。もちろん入場料も必要ありません。更に事前予約で料金もかかりますが、こちらのビーチはキャンプすることも可能になっています。週末などはお子さんのお誕生日会のイベントなどが行われていて、前夜からキャンプをしているファミリーを見ることができますよ。

ロコのみなさんの生活を垣間見ることもできるスペンサービーチは、すぐ近くにカメハメハ大王が建てたハワイ最大級の神殿を見ることができるプウコホラ・ヘイアウ国立歴史公園もあり、新旧のハワイの文化を知ることもできます。

ハワイのお土産といえばコナコーヒーとマカダミアナッツは外せませんね。ABCストアやスーパーなどでもみなさん必ず見かけたことがある「ハマクアマカダミアナッツ」の直売所＆工場がハワイ島にあることはご存知でしょうか？

こちらは先にご紹介したスペンサービーチから車で約5分、ハイウエイから坂道を少し登った見晴らしの良い高台にあります。こちらのお店ではコーヒーや各種マカダミアナッツを試食させてもらえます。とても多くのフレーバーがあるので、実際に試食できるのはとても嬉しいですね。

またここのお店でしか購入できないアイスクリームやバームクーヘンなどのスイーツもありますから、お土産の購入だけでなくカフェ代わりに訪れるのもいいですよ。工場の作業も見学ができますので、マカダミアナッツがどのような工程で加工され販売されているのかを知る機会もあります。とにかくフレーバー（ワサビ味や珍しいスパム味なんかもありますよ）がたくさんあるので、いろいろと試してみてください。

こちらは直営店なのでスーパーなどで購入するよりもお安くなっていますし、たくさん購入されると更に割引もしてくれるそうなので、ご自分用を含めてお土産の購入はこちらで決まりですね！

ハワイ島はオアフ島のように公共交通機関がほとんどありません。タクシーやUberなどはありますが、数が限られています。なので多くの方はレンタカーで島内を巡るようになるかと思います。

ハワイ島は道路が少なく、所要都市を結ぶハイウエイを運転するようになりますが、都市部以外は信号もなくほぼ一本道なので海外での運転に不慣れな人でも比較的運転はしやすいと思います。

今回ご紹介したビーチやマカダミアナッツのお店などもレンタカーで行きやすいです。ただ運転に自信がない人やゆっくり景色を楽しみたい人はタクシーやUberの利用も検討してみてください。

またハワイ島は日本人経営の個人旅行会社がいくつかありますので、そういったところでガイド付きのチャーターを頼むのもいいと思います。日本語で案内をしてくれますし、いろいろなお得情報も教えてくれるかもしれません。ぜひレンタカー、タクシー、旅行会社をうまく利用して、雄大なハワイ島で楽しい時間を過ごしてください。