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Immigration 101 先生教えて!移民法教室

移民法専門の弁護士ミチコ・ノーウイッキがハワイで暮らすお手伝い!!移民法についての気になるトピックスや最新情報をお届けします。

2017年10月 23日更新

第45回 : 「DV2019永住権抽選」10月18日から新たに応募開始

国務省より、DV(Diversity Visa)Lottery-永住抽選プログラムの応募要項が発表されました。

本年度は、10月3日から募集が開始されたものの、技術的問題の発生により10月3日から10月10日の間にエントリーされた申請は無効となってしまいました。しかし技術的問題が解決し、18日より新たに募集受付が開始されています。よって、3日~10日の間にすでにエントリーされた方は、再度18日以降にエントリーする必要があります。

DVプログラムは、コンピューターの無作為な抽選により、永住権取得の権利をさまざまな出身国の移民に与えるものです。特に移民率の低い国には多くの数が配分され、アメリカに移民として来る人々の多様化を図ることを目的としたプログラムです。過去5年間に、5万人以上の移民をアメリカへ送り出した国の出身者は、DVプログラムの対象にはならず、応募することはできません。しかし日本は、昨年に引き続き本年度もプログラムの対象国となっています。

2019年度の抽選では、5万人の移民が割り当てられています。応募は無料です。

応募受付期間

アメリカ東部夏時間 (Eastern Daylight Time)2017年10月18日(水)正午から、アメリカ東部標準時間(Eastern Standard Time)2017年11月22日(水)正午まで。

応募方法
オンライン申請方式により、以下の国務省の永住権抽選ウェブサイト (www.dvlottery.state.gov)から申請。
  • 国務省サイトを真似た業者のウェブサイトもありますので、必ずオフィシャルサイトから応募しましょう。

  • 申請期間の最後の一週間はアクセス数が増え、ウェブサイトにつながりにくくなります。申請に遅れが生じる場合もありますので、早めに申請しましょう。

  • 国務省によりYoutubeでの手続き説明ビデオもありますので、ご覧ください。
    https://www.youtube.com/watch?v=tOQlh2d2EbQ

応募資格
1.対象国の出生者

応募者の出生国がプログラム対象国であること。DVプログラムで指す「出生者」とは、居住国や国籍に関わらず、その国で生まれた人を意味します。日本は本プログラムの対象国なので、日本で生まれた方は応募する資格があります。

対象国以外で生まれた場合でも、以下の条件を満たしている場合は申請が可能です。

a) 配偶者が対象国出生者である場合。ただし、応募者と配偶者ともに応募エントリーに入力されていること。また、当選した際には、応募者は配偶者と同時にアメリカに入国することが条件。

b) 応募者が対象外の国で生まれたが、応募者の両親がその国の永住者ではなく、対象外の国には一時的に滞在していた間に応募者が生まれた場合、もしくは両親が対象国で出生した場合、両親どちらか一方の出生国が対象国であれば、その国を応募者の出生国とし、申請できる可能性がある。その場合、応募者は、親の出生国により応募資格を得ることになる。

出生国が正確でない場合、もしくは、記載事項に正当な根拠がない場合は、応募資格を失いますので、ご注意ください。

2.教育・職業経験資格

応募者は高校卒業、あるいは高校卒業と同等の教育を終了している。もしくは、過去5年以内に2年間の実務経験や訓練・研修を必要とする職業に、2年間以上従事していたこと。

労働省のO*Net Onlineのデータベース(http://www.onetonline.org/)から、応募者の職業が上記要件を満たしているかを検索できます。ウェブサイトの、Find Occupationをクリックし、Job Familyを選択してください。Job Familyの中から該当するものを選択し、GOをクリックします。該当する特定業務のリンクをクリックし、Job Zoneのタブで指定のJob Zone番号とSVPを検索してください。

応募要件として、Job Zone 4または5、SVP(Specific Vocational Preparation)のレンジが7.0以上と規定される職業に従事している必要があります。

上記2つの応募資格を満たしていない場合は、応募資格がないとされます。

応募の注意点

応募エントリーは、お一人様一回のみです。重複して申請した応募者は無効となりますので、ご注意ください。ただし、配偶者がいる場合は、応募者本人と配偶者の両方が応募条件を満たしている場合、各自一回のエントリーが可能です。どちらかが当選した場合、その配偶者にも永住権を取得する権利が与えられます。応募エントリーが不完全である場合は、応募は受理されません。全ての質問の答えを正確に入力してください。

デジタル写真

応募には、デジタル写真が必要になります。デジタル写真は、決められた技術仕様要件を満たしていなければ、受理されませんので、注意してください。また新しい規則として、写真は眼鏡を外して撮影しなければなりません。

写真の要件については、以下のサイトをご確認ください。

アメリカ合衆国国務省ウェブサイト
U.S. Visas
Photo Requirements
https://travel.state.gov/content/visas/en/general/photos.html

要件を満たしている画像例
Photo Examples
http://travel.state.gov/content/visas/en/general/photos/photo-page.html

当選発表

応募のエントリー完了時に受付証明と確認番号が発行されます。それらを印刷し、大切に保管してください。2018年5月2日より、国務省の公式ウェブサイト(www.dvlottery.state.gov)で抽選結果を確認できます。ウェブサイトにアクセスし、Entrant Status Checkをクリックして、抽選結果を検索してください。ただし、確認番号がないとオンラインシステムにアクセスできません。また、抽選結果は郵送やEメールにては通知されないため、各自がエントリー確認番号を控えて、公式ウェブサイトで確認してください。抽選結果は2019年9月30日までアクセス可能となっています。

永住権の抽選に当選した応募者は、その後、アメリカ大使館で、永住権取得の手続きを開始します。当選したからといって自動的にビザが発給されるわけではありませんので、手続きについて各自よく確認するよう注意しましょう。すでに、アメリカに居住している応募者は、アメリカ国内の移民局にて手続きを行なうこともできます。

DVプログラムは、実際に永住権を取得できる人数枠(5万人)を上回る数の応募者を当選者として登録するため、当選しても当選番号が最後のほうの方は、実際に永住権を取得できない場合もあります。また同様に、健康診査や犯罪歴審査など、通常の移民としての必要条件を満たしていない場合は、仮に抽選に当選したとしても、最終的に永住権を取得することができません。

さらに、DVビザの発給は、2019年9月30日までに、完了している必要があります。この日を過ぎてしまうと、どのような理由があるにせよDVビザの発給を受けたり、移民へのステータス変更を行うことはできません。ご注意ください。

DV抽選の申請は、インターネット上でご自分で応募することが可能です。こちらに昨年の日本語訳(国務省オフィシャルのものではありません)の応募要項もありますのでご参考にしてください。

DV-2018移民多様化ビザ抽選プログラム応募要項
https://travel.state.gov/content/dam/visas/Diversity-Visa/DV-Instructions-Translations/DV-2018-Instructions-Translations/DV-2018-JAPANESE.pdf

お断り : このコラムはクライアントからの質問を一般的に書き換えたものです。読者のお役に立てればと思いますが、あくまでも一般的なケースであって法的なアドバイスが必要な方は専門家にご相談ください。

2017年10月 23日更新

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Lead AttorneyMichiko Grace Nowicki(アイナ法律事務所)

アイナ法律事務所 ('Aina Law Office) のミチコ・グレース・ノーウィッキはハワイ州の弁護士。現在ハワイ州で数少ない日英バイリンガル弁護士として移民法を専門として事務所を構え活躍中。

アラバマ州の高校卒業後ハワイに移り、その後仕事の為15年間日本に在住。1997年再びハワイに戻り、現在移民法専門の弁護士として企業から個人のあらゆるケースに対応、そして家庭内暴力の被害者の弁護人としても強い地位を固めつつ日々奮闘中。

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